「キチン質」は、カニ、エビ、等の甲殻類・昆虫の外殻・細胞壁等にカルシウム・蛋白質等との複合体として地球に広く分布しており、その生産量は年間1,000トン(推定)と言われています。これは地球上でセルロースについで生産される巨大なバイオマス資源です。このように生産されながら近年まで注目されなかった「キチン質」も、最近、多くの学者及び企業の研究者によって数々の新しい展開が見られるようになって参りました。
 
原料について
カニなどの甲殻類から蛋白質とカルシウムを除くと「キチン」が残ります。さらに脱アセチル化という分解工程を経て、キチンから「キトサン」が得られるのです。キチンを更に分解して 人の体内に効率よく吸収できるようにしたのが「グルコサミン」です。
キチン、キトサン、グルコサミンの性質
キトサンは、アルカリ性溶液には不溶で弱酸性溶液に溶けますが、キチンは酸にもアルカリにも溶けません。キチンとキトサンは異なった性質を持った天然食物繊維です。
グルコサミンは体内にあるアミノ糖の一種です。
 
キチンとキトサンの利用分野
キトサンは、医療・農業・食品・生活用品など様々な分野において、創傷保護材、植物活性剤、食品保存料、健康食品、化粧品、衣料素材などとして商品化されています。
 
キチンとキトサンの人体へ効果
健康食品の中でも、限りなく薬に近い機能を持っているので、機能性食品と呼ばれています。最大の特長は、生体機能調節を持つ食品であることです。特に、@コレステロール値の低減効果 A免疫力の強化 B病気の予防 C病気の回復 D生体リズムの調節 などの作用が強いと言われています。
 
グルコサミン服用の効果
様々な変形性関節症・関節炎による痛みに、特に効果を発揮します。有害性もまったくありません。
 
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